WebLOG朝日新聞から
asahi.com: モバイルスイカ、出足低調 「高精度」対応機種少なく - 社会
携帯電話を電車の切符や定期券代わりに使える「モバイルSuica(スイカ)」が、1月末から首都圏などのJR駅に登場した。おサイフケータイの利用法として「大本命」と期待されているが、携帯電話の対応機種が少ないことが出足の不振につながっている。
かざすだけで改札を通れるスイカカードの発行枚数は約1500万枚に達し、「最も身近な非接触型ICカード」とされる。JR西日本の「ICOCA(イコカ)」とも共通化していて、JR東海とも今後共通化する可能性がある。これに対し、1月28日にスタートしたモバイルスイカの会員数は2月16日時点で約2万8000人。
まあ、まだ判断するのは早過ぎって感じでしょうねぇ。ボクは早速使ってみていますが、便利な面と不便な面がいくらか。
便利な面はとにかくディスプレイがついているってことですね。残高確認がいつでもできる。これはやっぱり便利。すごいなぁと思うのは、履歴がずっと携帯の中に残っているらしいこと。というのも、履歴確認するときに通信しないんですね。こりゃなかなかすごい。このまま記帳…というか履歴印字しないとどこまでいけるんでしょう。
不便な面は、やっぱり慣れていないせいが大きくて、ケータイをかざす動作がどうしても違っちゃうんですよね。Suicaのカードが入った財布をこれまで乗せていたわけです。単純に何が違うかというと、勢い。ようするのドシーン、というか、パシーン、というか、ほとんど「はたく」ような動作をしてきたわけですが(え、そんなやついない?)、これがケータイだと、そっと触れる感じになります。これが、意外に心理的障壁が高い。なんとなく壊れちゃわないように、丁寧に当ててしまうんですね。そのために、改札の前で一瞬足が止まる感じになります。それが、微妙に列を乱すような、迷惑かけるような微妙なドキドキ感がぬぐえずにいます。
首からかけているケータイの距離も、微妙に高すぎて改札に触れさせるためには、ほんの少し前かがみにならないといけません。なので、直前で先っぽだけとってケータイだけにして、通り過ぎるとまたストラップに嵌める…という動作をしています。もう少し最初の「心理的障壁」が除いたらスピーディに通れるかなぁ。
あと、もうひとつはやはり Edy の読み取り速度に慣れています。あててしばらく(1秒くらいですが)したら、シャリーンというあのちょっとした間に慣れているので、Suicaの速度がほんとに出るのかな? という不安がより確実にあてなくちゃという思いに。
と、並べてみるとほとんど利用者側の心理的問題ですね。
もう少し広く見れば、電子マネーなのにクレジットカードが必要(しかも一社だけ)とか、対応機種が少ないといった問題もあるのでしょうが、それはたぶんそのうち変わっていくでしょう。他者クレジットももちろんはやめて欲しいところだけど、銀行引落とかに対応しないと、クレジットカードが作れない人や、作りたくない人には使ってもらえないよね。
「キャリア1社だけではダメ、広く使ってもらわなくちゃ」という理由で、ドコモだけでスタートするのを見送った割には、支払い方法はものすごく狭いのが、アンビバレンツな感じですが、とはいえ慣れと決済拡大でどんどん増えていくんでしょね。
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うーん私は自分の日記で電子マネーの面倒くささについて論じたことはありますが、それがさらに『携帯』という別の機能をもつ(別の機能を主とする)機械に入っている、という時点でアウトですねー(電池切れたらダメ? ですよね)。例えば、かぱっと開くコイン入れが後ろに付いた携帯が出たとして、それに買い換えるかといわれたら買い換えない、という感じか(笑)。
デザインなり機能なりで自分が選んだ携帯ではその機能が使えず買い換えなければならない、という点も障壁ですが、ひとつのPDAに情報を集約させすぎて痛い目にあって懲りたことがあるので、そういう意味でも『ひとつで何でもできる機械』に危機感もあります。PDAで音楽も聴きますがPDAと電話は結局一緒にしなかったし(WZero3ね)、メモも適当に紙とかラップトップPCに分散させてるし、カメラもPDA付属・携帯付属のは、まず使わないし(品質に満足できないので)。
現行のSuicaやEdyにディスプレイがあってもいいけど、カード型である必然性もないし、SF映画に出てくる電子マネースティックみたいな、それしかできない専用デバイスで使いやすければ、持ち歩くかもしれません。……あくまで携帯とは別に。
電池が切れても使えましたよん。
■電池が切れても使えました
⇒ http://www.murata.org/blog/archives/2006/02/post_878.php
ま、そもそも電池のないカードで使えるわけですから、それはそれで当然なのかもしれません。
電子マネーを利用するただひとつの理由をあげなさいといわれると、まさにその「小銭を扱わない」という点に尽きると思っています。am/pmにそれこそ混雑時のみでいいので「Edy専用レジ」を用意してくれたら…と思います。段取りの問題かもしれませんが、自分の番が来てからお財布を出す人、1円玉、10円玉をがちゃがちゃ探して結局足りず、千円札で払う人。普段混雑していないときならば暖かい目で見ていられるのですが、オフィス街のランチタイムでは、殺意さえ覚えます。
カード型のメリットはすでに財布にそれ専用の場所が用意されているということでしょうね。免許証も、保険証もそのサイズ・厚さにに変わったわけですし。
情報の分散はネットワークにより改善しつつあります。そして、とりあえず現時点ではいちばんネットワークに近接している端末が携帯電話であるということから、ボク的には携帯電話に機能が集約していくのは自然な流れかなぁと感じてます。
データサイズとコストの関係から音楽は今のところまだシリコンデバイスに移して持ち運ぶというスタイルが今のところの位置ですが、これもまぁ自宅の(あるいはネットワーク上の)HDD上にデータがありそこからいつなんどきでもストリーム再生ができるようになると、変わってくるかもしれないですよ。
電池と通信速度と通信エリアと通信コストが、もう少し劇的に変わらないと難しそうですが…。
電波から充電されるケータイとかでないかなぁ。