システムは悪意に対抗できない
WebLOG取得率が異常に低いと言われている Taspo でこんなニュースが...。
asahi.com:母親、タスポを15歳息子に貸した疑い 全国で初の摘発 - 社会
たばこの自動販売機で成人かどうかを識別する専用ICカード「taspo(タスポ)」を未成年の次男(15)に貸したとして、福岡県警南署は2日、福岡市南区の清掃作業員の母親(41)を未成年者喫煙禁止法違反(親権者の不制止)の疑いで福岡区検に書類送検した。「貸してくれと言われた」と容疑を認めているという。県警によると、未成年者へのタスポ貸与をめぐる摘発は全国初という。
結局、システムなんてものは一定の制限をかけるだけで、運用者が悪意を持って操作してしまえば、なんら抑止力にならないっていうのが、システムに携わるものとしては悲しい限りです。
この母親、自分はタバコを吸わないのに息子のために Taspo を取得したそうな。
未成年者の喫煙の是非は、この際ボクにとってはどうでもいいことなんですが、システムというものの無力感を覚えてしまうニュースでした。
個人情報保護法やらなんやらで、やたらとシステムや手続きがものすごく面倒になっていってるわけですが、結局のところ「悪意」の存在に対しては本当に無力なわけで、結果として社会的コストが高くなってしまうだけというのは、なんともやりきれない話です。
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