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2005年08月30日
個人の嗜好を許せる範囲
[ネットとか]
カテゴリー違うかな。
女性の下着メーカーで有名なトリンプの社長がブログを書いていた。
一方、日本経済新聞では腐れ三流ポルノ小説が連載されていた。
社長さん、きっと「ボクもポルノ読むんだよ。お茶目でしょう」といったようなことが言いたかったんでしょう。こんなことを書いてしまった。
2005年08月24日
渡辺淳一さんも好きなんです
さて、先日このブログに土光さんの本のことを書きましたが、ビジネス経済書はもちろん、僕はその他にもいろんなジャンルの本を読みます。
日経新聞に連載されている渡辺淳一さんの「愛の流刑地」も欠かさず読んでいて、実はけっこう楽しみにしていたりするんですよ。「愛ルケ」流行ってますね。ちょっと僕のイメージと違いますか?
たぶん本当に楽しみに読んでいたんでしょうね。さらにこんなことまで書いちゃっています。
この前、私も世話人になっている経営者の朝食会に渡辺淳一さんをお呼びしてお話をうかがったんですが、「何か質問は」と聞かれ、手を挙げて、
「連載の続きはどうなるんですか」
と質問をしたのは、何を隠そう、この僕です(笑)。
ボクも何度か読んだことがあるけれど、はっきり言って吐き気がしそうな男尊女卑っつーか、女性はこうあってしかるべきという偏見の塊のような小説。
たとえば、主人公らしき女性が、主人公らしき男性に会いに来る際に、何も言ってないのにこの主人公勝手に「子供を置いてまで来る」ことをしきりに愛だか欲だか色だかになぞらえて、勝手に興奮していたりする。
まず第一に、家庭を守るべきは女であり、それを怠ることに対して背徳の後ろめたさに苛まれ、そしてなお出てきたことをバカみたいに感動していたりするわけですよ。
もう書いててむかむかしてくる。んなもん、単に置いて出てきただけじゃん。なんかスタートラインをスタートした後に無理やり後ろに下げて今走っているところが、いかに速いかを語っているような気持ち悪い持ち上げっていうのかな。とにかくこの作者の感性はどうしたって相容れないものを感じる。例の失楽園を書いた人だって言うから仕方ないかとも思ってしまう。
ま、それはさておき、当然ものすごい反響でコメントが矢のように付いている。
女性下着のメーカーの社長が言ったことだけに、コメントも容赦ない。二度と着ないとか持ってる下着は全部捨てるとか、激しいこと激しいこと。
しかしだねぇ、どういう趣味嗜好を持とうが、他人に危害や迷惑を与えない限りは、別に問題ないと思うんだよねぇ。三流下衆ポルノを楽しみに読んでいたところで、その人の仕事内容に問題あるわけではないと思うんですわ。
家庭や恋人とSMごっこしてたとしても、社会生活に何もダメージを与えるものではないと思うし、少なくとも商品が悪いわけでもなんでもない。多かれ少なかれそれぞれに変態チックな部分や他人から後ろ指指されることって持ってると思うのよね。なんでこう潔癖でないと許されないという価値観がはびこってきているんだろう…と不思議に思う。
結局、インターネットってな便利なもののおかげで、軽い気持ちで意見を載せてしまえるようになり、それに対する反応もこれまた気軽に載せてしまえるようになってしまったことが、ひとつの悲劇というか喜劇というかを生んでしまってるんだよね。
鉄道網が発達して方言に触れたにも関わらず、放送網が発達して方言が失われつつあるように、インターネットが普及していくことによって価値観の多様性が認められなくなっているように思うこのごろ。
すべては均質に向って進んでいくのかねぇ。そーゆーのはあんまり面白くなさそうだなぁ。
投稿者 akio : 2005年08月30日 20:14
