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2005年09月28日

SNSサイトにおけるバナー広告

[ネットとか]

ソーシャルネットワークサイトは、他のサイトに比較して、滞在時間が長い、同一ユーザーによる訪問頻度が高いという特徴があるでしょう。

それを単なるページビューという値で計測し、広告効果が高いと判断するのはいかがなもんでしょうかね。バナー広告自体のそれなりの効果は考えられると思うのですが、いわゆるポータルサイトやニュースサイトと比較した場合に、同一ページビューあたりの効果はどうも薄いと推測してしまうのです。

SNSが持つでっかい特徴は友人や知人とのつながりがデータ化されているところにあるわけで、固定的なメンバーに限った再表示の連続なわけです。かつ、サイト内に入るためにはinvitationが必要だというのも一般的なつくりのようです。

ということは、閲覧者はある一定のハードルを超えた人だけ。かつそのハードルは知人と連絡を取るためだったりするわけですね。そこにバナー広告がある意味は、果たしていかほどなもんなんでしょう。

GoogleAdsenseのように表示されているページのHTMLを解釈し、膨大な広告主の内容からピックアップして表示されれば、確かに関連するサイトへの誘導が可能となるわけで、すんごく意味がありそうなんだけど、ただただページビューが多いから広告効果があると思わせるようなストーリーはいかがなもんなんでしょ。まぁ、mixi位の人数で、会員/会員以外の区別がほぼなくなってきてしまうほど開放的なSNSならまだしも…。

なーんてくどくど書いた理由は、例によってGREE批判っぽいんだけど、「グリー、首都圏在住の20代に特化したモバイル広告を開始」という記事。

こーゆーのに「同社によれば、招待制のSNSでモバイル広告を展開するのは日本で初めてという」とかいうコメントを出す考え方が、どうにも変だと思うんですよ。だって、タダでさえ総会員数が23万人と少ないのにさらにモバイル登録をしている人にしか見えないわけでしょう。でもって「一社で独占した場合は1週間50万円」ってずーっと同じ広告を見せられるわけでしょ。パケ代払って…。

1日20万ページビューつったって、ボクもGREEモバイルとか見れば、平気で20ページくらいすぐ見てしまう。それほどヘビーでないのにこれだったら1万人計算になるわけで。正直広告対象としてはちっとも魅力的ではないんじゃないかなと思うんだよね。この1万人は、翌日も同じ1万人だし、その翌日も同じ1万人でしょう。下手をすれば、1日平均2回見ているかもしれない。そしたら、たった5千人ですよ。

もちろんお金出す側のスポンサーがいるのだから、文句いう必要もないんだろうけれど、今も成り立っているわけだろうけど、なんかやっぱり自分のサイトが持っているせっかくのパワーを活かしていない様に、せつな的なように見えてしまうのです。とても残念。

こうやって、「すごくよく見せる」ことで、先達が刈り取って行ってしまうと、「ダメじゃん」という風潮を作っていきかねないことが、すごく残念なのですよ。

投稿者 akio : 2005年09月28日 21:03

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