« 質問するな...? | メイン | 孫の頭に操縦するヘリ激突、死亡 »

2005年10月24日

「簡単」の障壁

[ネットとか]

周りは簡単流行りだ。

簡単、すぐできる、サルでも分かる、的な言葉って、デジタルに限らず新技術が一般化するとき、必ずボコボコと出てくる。思い返せば1995年、Windows95が発売になり、IEが標準添付。HTMLで書いた文章をサーバーにアップロードすれば、ホームページで全世界にアナタのメッセージが配信できる…、いやいやもっと前に BASICを覚えればアナタもOA化に乗り遅れない…、それよりさかのぼると自分の世代ではなくなるので、分かりませんが、結局これの繰り返し。

いいんですけどね。やっぱり、いくら簡単になってもその時々で、簡単にできる範囲の制約はあるわけですね。海水浴場に行けば遊泳区域の制限がある。その中なら自由、好きに遊んでいいですよ。でも、フィンつけちゃ駄目ですよ、シュノーケルはやめてください、ましてや区域を出たら駄目です。

その範囲は明確に、小さな文字ですが記載されています。小さいといっても、生命保険の約款ほど小さな文字ではありません。せいぜい9ポイント程度です。できるできないは、まずそれを読んでいただきたい。

簡単に情報発信はできますが、カスタマイズをすればそれは「簡単」の範囲の外にでちゃいます。当然、ライフセーバーはいません。死にそうになっても誰も助けてくれません。あるいは、私設ライフセーバーをお金払って雇ってください。

そこで、商品情報を扱いたければ、やらねばならないことがたくさんあります。そこで、商品売買をしたければやらなければ、ならないことがたくさんあります。そこで、顧客情報を扱いたいのであれば、やらなければならないことがたくさんあります。

あなたの伝えたいことをただフォーマットに従って、ネット上に載せることまでか「簡単」で許される範囲です。それを超えればお金か時間かいずれかがかかりますよ。

個人向けの主婦とかがやるレベルの参考本を読んで、タダモノ組み合わせて、企業がネットビジネスをやりたいだなんて、どーなのよ。入り口は簡単でも、その先は知らなきゃならないことがいっぱいある。延長で簡単と思わないで欲しいのよね。

「簡単」にだまされて苦労する羽目になって苦労している人たちは、まだかわいらしい。助けたくもなる。しかしね、分からなくなったからといって、簡単の延長で人を使おうとするのは許しがたし。必死こいて問題の出ない方法をそこで扱う情報レベルに応じて提案しても、「え。だってこの本に簡単って書いてあるよ」とか抜かすな。じゃあ、その簡単な本見て、あなたがやりなさい。

怒るでほんまに。
↓こんなエントリー書くと、いっぱい初心者本が出てきそう…。

投稿者 akio : 2005年10月24日 01:25

blog seo tool : track word  blog SEO tool