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2005年10月27日

言葉の省略

[日々雑感]

というわけで、デジタル一眼レフを買ってみて、知らんジャンルなのでいろいろとネットで調べてみた。

その中で、なんかこうむかむかしてしまう省略語でデジタル一眼レフを「デジ眼」と総称している人たちが一定数いることに気づいた。なぜむかむかするのかを考えてみると、要素特定における重要な部分を省略していることが原因らしい(すんません、自己の分析に時間のかかる人間で)。

たとえばデジカメっていう略語は、「デジタル」と「カメラ」を組み合わせているわけですね。当たり前ですが。その際に要素を省いているわけではなく用語を省略しています。これは好みは別にして理解できる。

部署名で数字が冠されているケースもよくあります。それを省略するときに数字は省かないと思うのです。たとえば、「第一企画室」を「いちき」とか略しますが、これを「きしつ」とか略しちゃったら、第一なのか第二なのかわからなくなります。

そういう目(耳)で、周囲の省略語を注意深く聞いてみると、なるほど、わかっていない人が省略するときにこういった現象が起きるようです。わかっている人は「モノ」をあらわすために言葉を使っているのですが、わかっていない人は「ラベル」としての言葉を使っています。

こういうものはこういうんだという闇雲な思い込みというか、ほんとラベルですね。ビンの中に入っているものは何であれ、ラベル名称が正しい…という理解。そこに「ぽげむた」と書かれていれば、中身が何であれ理解することなく「ぽげむた」だと信じる。

となると、省略するときに重要視するのは語感のみです。3音節ないしは4音節に省略すると日本語的にはどんな場合でも使いやすい。なので、「で・じ・が・ん」でオッケーになってしまうんですな。

言葉はラベルではない。言葉そのものに魂がある、言葉は発した瞬間に事実になる…なーんて、言霊信仰に憑り付かれているボクにとっては、恐ろしい理解の仕方です。

…が、そういう人が多くかつそういうラクショな考えでバカスカ消費してくれるから、経済成り立っているのも事実なので、やわらかく対処するのが吉なのでしょう。まあジャンルによっては自分も同じことしている可能性大なので、得意分野かつ影響を与えある間柄のみ直接異議申し立てすることにして、それ以外はほっとくことにしましょう。

つーても気持ち悪いよなぁ。
「カメラ買ったよ。新しいの」
「え、それってデジガン?」
「そうそう。デジガンの新しいの。αスウィート」
「すっげー、デジガン欲しいなぁ、俺も」
とかいう会話が成り立つの、ぎょえー。きしょくわりい。悶絶してしまう。

ってか、「デジ眼」のエントリー見つけたら、トラックバック飛ばそうかとも思ってしまったのでこんなこと書くんですけどね。やめます。(なんだそれ)

でもお願いですからマスコミを名乗る人たちだけでも、言葉を「ラベル」扱いしないでもらえないかしら。よろしくです。

投稿者 akio : 2005年10月27日 11:48

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