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2005年10月30日
マス・マーケティグ的思考のウザさ
[日々雑感]
プッシュトークの件を書こうとして、いろいろサイトでの評判を見てみたわけですが、相変わらずの「これは流行らない」論の多いこと多いこと。
いわくキャリア限定のものは流行らないというのが主流的根拠のようです。なんかサービス立ち上がるときは、流行らないっていっときゃ、8割9割は当たりますからね(もっとかな)。確かに双方向を想定したとき、10個の拠点が対称な場合の組み合わせは45通り、これが20個の拠点が対象ならば190通り、それだけ可能性も何も増えることでしょう。
でも、考えて欲しいのが、自分自身が積極的につなぐ相手って何拠点あります? 今月積極的に継続的に電話をかけた相手って何人でしょう? マスに捉えると、全組み合わせで考えちゃう人が多いんですが、も少し落ち着いて地に足つけて考えてみたらどうでしょうか。
個人的にはその中で使えそうなら使うし、使えなさそうなら使わない。判断は単純です。他キャリアと連携できないから使わないんではなくて、その機能を使う相手が他キャリア利用者だったら別の方法で連絡を取るだけのことです。
ナンバーポータビリティもそうなんですが、取捨選択の自由が世の中にあります。車買い替えるときにナンバーが同じでなければ困る…なんていっている人を見たことがありません。引越しするときに前と同じ住所でなければ困るってのも聞いたことないですね。もちっと近い例で言えば、プロバイダ変えるけど同じドメインが使いたい…なんてのも聞いたことがない。固定電話が引っ越して番号変わるのも当然ですよねぇ。
どうしても変えたくなければ、契約し続けて新しい携帯電話に転送すればいいだけのことですよ。費用がかかる? 当たり前でしょう。特殊なことをしたければ他力本願ではいけません。
…なんて思うのですが、なぜか世の中の趨勢は電話番号は自分のIDであり、変更を強制されるのはおかしい!! になっちゃってます。
この人たちの理屈で言うならば、制御できる自社の新サービスを始めるに当たって、最初からあたるかあたらないかもわからないサービスなのに、同業他社との連携を最初から考慮して、余分なリソース注ぎ込んで開発しないと、利用されないってなことになります。
それ、せっかくの技術革新やサービス改善を「みんな一緒」縛りで否定しているだけではないのでしょうか?
それでは初期コストも調整事項もべらぼうに増えて、サービス開始はできず、費用回収もできず、今あるものを今あるように使うことだけしか利用者は選択できなくなっちゃいます。そういうのが望みなのかしら?
利益確保は企業が考えるべきで、利用者は希望を言うだけでいいんだ! というかもしれませんが、ならばテンションあげないで、冷静に一人称で希望を言うほうがよいのではないかなぁといつも思います。勝手に想定したマスマーケティング思考で「利用者はこう思っている」なーんてぶち上げるのは、小学生が「みんな持ってるから私も欲しい」といってるのと同じくらいで、「みんなって誰よ」と突っ込みたくなります。
「過去うまく行ったタメシがない」というのも、過去の失敗事例から共通項を引っ張り出したところで、それをしなければ成功するわけでもないし、それをしたから失敗するわけでもないってことが、評論側にはわからないようです。
投稿者 akio : 2005年10月30日 14:22
