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2006年01月26日
被害者は加害者でもあるのよ
[日々雑感]
以前、交通弱者の件でも書いたんだけど、泣きながら両腕をぶんぶん振り回すガキほど怖いものはない。
捨てるもののない自称「被害者」は、切羽詰る前は自分が「如何に可哀想か」を陶酔したように訴える。これがまたうざい。切羽詰ると今度は「あいつはひどい」と逆切れ。さらにうざい。
被害にあうということは、常に誰の身にも起きる危険性があるものなんですね。お風呂に足を入れるとき、いつでも中断できるように「そろそろ」とゆっくりつけていくのか、誰かが大丈夫といった、昨日は大丈夫だったと「どぼん」と入れてしまうのか、それを選ぶのはご本人。
「あわてて入らないほうがいいよ」と声をかけられても、「どぼん」と入れる人は「心配しすぎだよ、ほら大丈夫だった」といい、あまつさえ「気にしすぎだよ」なーんて諭してくれちゃったりなんかして、ついにはその無謀さをもってして「男気」とか「勇気」とか「大胆」とか自己評価し始めちゃったりなんかする。
しかし、ひとたび沸かし忘れで水だった、沸かし過ぎて熱湯だった、なーんてなった場合、突然「だまされたー」と騒ぎ出すんだよね。ひどいやつになると、そのまま体まで浸かって満身創痍になりながら「こんなにひどい目にあってる!!」とか言い出してしまう。
でもね、あなたがそこでじっとしているせいで、再び大丈夫だと思って次の人が入ってしまったり、あなたが怪我することで次の予定を待っている人を待ちぼうけさせたりしちゃうんだよね。
フジテレビ、売れないでストップ安になっていくと「損害賠償もありえる」、いったん下がり終えて値がつき始めると「長期安定保有も考えのひとつ」
なんでこうも他人任せなんでしょう。
風説の流布で損害賠償…、まいいんだけど、風説の流布で儲けた人から取り戻したらいいんでない?
株式の売買はそういう意味ではとっても単純で、売りたい人から買いたい人が両者合意の価格で売買がされる。その両者関係で言えば、常に対等だし誰かが損をすれば、それと同額を誰かが得している。常にあがったものは次もあがるという前提で、パスし続けたのがバブルだったわけですよ。これは株に限らずだったけど。
フジテレビさんも株式会社です。会社経営陣の判断で損失を出すということは、同時に株主に対しても損失を与えたことに他ならない。あなた方が損賠賠償を請求するならば、同様に株主もあなた方に損害賠償の請求をすることができる。
「みんなが損したのはあいつのせいだー」というポーズでしかないわけでしょう。はっきりいえるのは、「みんな」はその判断自体を経営陣に一任しているわけですよ。その経営陣がどう判断/実行するかであって、他にその責を求めたところで損を出したという事実はなーんにも変わらないのです。
通常の社会生活でもこれ多いよね。「開発を依頼した会社が完成させないんですよ」とクライアントに平然と説明するSI会社の人間が多いことに愕然とする。「私は被害者なんです」といったところで、クライアントから見たら納期を守らない加害者はあなたなんだから。
自分が被害を与えているにもかかわらず、自分も被害者だから一緒に加害者に文句を言いましょう! とごまかすだけじゃなくて本当に信じてたりする人がいることが驚きです。他責にしているから代案もないし、次善策もない。こういうのは結局自分が損するんだけどなぁ。
暑いお風呂にいくら我慢して入っていても、やけどするのはあなたなのですよ。よく周りを見てみてくださいな。
投稿者 akio : 2006年01月26日 08:30
