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2006年02月14日

考え過ぎられたシステムはちゃんと動かない

[ニュース雑感]

高齢者を守るシステムが付いたマンションで、高齢者が死んでしまった。

asahi.com: 横浜の高齢者住宅で2件の死亡放置 システム作動せず - 社会

 横浜市の高齢者用住宅で、急病に対応するための通報システムが作動せず、今月に入って、一人暮らしの高齢者が2件連続して、死亡したまま放置された状態でいたことがわかった。2人とも、システムが正常に稼働していれば死なずにすんだ可能性も出ている。

これ。水が12時間使用されないと、通報されるシステムだったそうだ。しかしながら、誤動作で確認に来た警備員が外から鍵をかけてしまった。このシステム、外から鍵をかけると、中に人がいないと判断してセンサーが止まるらしい。まあ、旅行とかを想定してのことなのでしょう。

そして、その後しばらくして住人に異常が起こり、約1ヶ月水は使用されず、当然中で住人は死んでいたということだそうだ。2件とも同じ理由。

 1月6日にセンサーが作動したため、警備員が男性宅に駆けつけたが、この時は男性が寝ていたことが確認されたため、引き揚げたという。しかし、外から鍵をかけると、自動的に住宅の監視盤に「不在」が表示され、通報センサーも解除される仕組みになっているため、親族が部屋に入るまで男性の安否確認はされなかった。
 磯子区の男性は13日、自室で亡くなっているのを警備会社によって発見された。死因は肝硬変で、死亡したのは2日と推定されるという。この男性宅でも1日に、センサーの作動を受けて警備員が駆けつけたが、男性の意識がはっきりしていたため、外から鍵をかけて帰ったという。

死が訪れることは、誰にも止められないわけだが、せっかくそういう場合でも大丈夫というつもりで、払った費用が、この警備員の無知で機能を止められてしまった。

たまたま亡くなった二人は見つかったのだが、家にいながらにして不在のままにされている人がまだまだいるかもしれないと思うとちょっと怖い。全戸回って確認するぐらいのことはしているんだろうか。

考えられすぎたシステムって、過信して確認を怠ることにつながりがち。リスクは回避しつつ、それでも起きるものとして対処しないといけないと改めて思わされました。

投稿者 akio : 2006年02月14日 22:52

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