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2006年03月03日
手に入れるとなくなっちゃうもの
[ニュース雑感]
毎日新聞から。だいぶ古いニュースですんません。(2月25日でした)
Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - <一澤帆布工業>社長解任で、かばん製造販売は当面ストップ
人気ブランドかばんの「一澤帆布(いちざわはんぷ)工業」(京都市東山区)で前会長の三男・一澤信三郎社長が解任され、信三郎氏は24日、別のブランド名でかばん製造を始める方針を表明した。従業員の大半が既に同氏とともに同社を離れており、「一澤帆布」ブランドの製造販売は当面ストップする見通し。
いまいち個人的にはよさのわからない一澤帆布なんですが、実際には結構前から人気ですよね。知らなかったんですが、前会長が亡くなって相続で株を占めちゃった長男と四男が結託して、ずっとやってた社長の三男を解任。
ところが社長は、作る人たち全員の籍を工場を貸している別会社に転籍、そのまま同じ工場に居座って製造を継続すると言う状態に。
で、工場を明け渡せってことになって、製造ができなくなっちゃったそうだ。
なんだろう。金目のものに吸い寄せられる人が出てくると、もともとそんな気がなかった人まで、影響を受けてしまうみたい。どちらの立場にしてもなんともこうもう少しできなかったのかなぁと思ってしまいます。結果として、金を生むはずの「ブランド」が存続できない危険性を高めているわけで、本当にほしかったものってなんだったんだろうなぁと考えさせられちゃいます。
「それ」を作り出す上で必要なものを、それぞれの自我やエゴのぶつけ合いの結果、失ってしまう。すると「それ」はもう作り出すことができない。
金の卵を産む鶏を手に入れた人が、毎日一個じゃいやだと腹を掻っ捌いてしまって、殺しちゃった。二度と金の卵は手に入らなくなった。
そんな童話を思い出してしまいます。
投稿者 akio : 2006年03月03日 08:47
