村田暁生の興味について

Concern?Concern?

このところの興味は、なんといっても人の中にある知られざる力や知識をどういう仕組みで引き出すことができるか…ということに尽きる(あ、安心して。別にオカルトとかテレパスとかそういう方向の話じゃないからね)。

知識(Knowledge)を引き出すには、質問と回答という二人組みがいいんだと思っていた。よく講演なんかでも「何か質問は?」とやるよね。あれ、一通り全部説明したつもりなんだけど、聞かれてみると説明が足りてないことが分かる。そして聞かれたことを答えることによって、隠れた知識が表に出てくる…ってなのを、「ペア・システム」とか言ってるわけですが、これを実現して見せているのが、ちょっと前まで関わっていたOKWeb。
ここはある意味限界近くまで、質問を優先し、回答がつくことを期待している(ポイントという概念をちらつかせながら)。そして実際に回答がつく! なんと24時間以内に回答がつくの質問は80%を超えている!!
ただ、
「答える=教える=偉い=質問者を見下す
という流れはついつい誰でも持ってしまうらしいし、逆に
「人に聞く=肯定して欲しい=否定されると怒る
という流れも容易に想像がつく。そして、実際にサイトの中は、そうなっている。これって不幸なことだよね。一部かもしれないけど目立つんだよなぁ。

一方でこのシステムでは知識(質問と回答)がワンセットになり、他の知識から分離というより隔絶されてしまう。いわゆる「連想」の記録を残すことができない。当然、誰が回答しても同じになる質問は繰り返され、回答者は怒り、質問者はたじろぐ。この仕組みでいろいろなところ(こことかこことか)ががんばっているが、結局知識や発想の連鎖をどう取り込むかについて、明確な解を出しているところは見受けられない。カテゴリ? 検索? 違うんじゃないかなぁ。


それに対して、新しい試みとして一方的に自分が何かを感じたものを書き連ね、共感したものに感想を、自分の書き連ねたものと関連するとリンクを貼るという仕組みがこちらで行われている。これはこれでまたなかなか面白い。なんていうのかな。脳みそがいろんな人と一体化していくような雰囲気。
が、逆に一方的な意見の表明の連続であるがゆえに、とっつきは莫大な知識の海に投げ出され、なんら道しるべがないようにも感じちゃうわけ。

ただ、ペアシステムとは逆に、出たものをつなぐという発想はすばらしい。言ってみれば、目的も時間制約のない仮想的なブレスト?みたいなもので知的遊戯としてはなかなかのものだと感じる。それがブレストと呼ぶかはさておき。

問題はそれを楽しいと思う人がどのくらい集まるのか…になってしまう。また、現在の知識数は約5万。これが10万、20万となっていくにしたがってどんなことになっていくのか。楽しみながら見守っていきたい。どっちにしても「リモコン」機能は秀逸! まいりました!


というわけで、いろいろと面白い試みがありますが、今ちょっとまた違った形ができないか模索中。公開できるようになったら遊んでもらいたいな。
結局のところ、知識(Knowledge)なんて、使いこなす知恵(wisdom)がないと意味ないよね。で、知恵ってのは、地道にがんばるしかないと思うのよ。
ちなみに上の各アイコンをクリックすると、ボクのページにジャンプします。(2002/09/16)


いやいや、参りました。これはすばらしい。ソーシャルネットワーキングGREE。人と人をつなぐネットワーク。
ちょいとBLOGの方へ文章を書いているので、こっちにもコピーしとこっと。


いやいや、たまたま知人から紹介された GREE だが、これはすごく面白い。

こういうのを知ったときの、いろいろと応用できる面白さって言うのはほんとうにわくわくするよね。
Googleがやっている orkut と似てるなぁと思いつつ、触っていたら日に日にシステムが変わっている。いろいろと調べたら、作者の方のサイトを見つけてしまった。

以前 OKWeb に出会って経営に関わるようになったのだが(今は退職しました)、そのときもそうだったし、 関心空間 を紹介されたときもそうだった。で、今回も実はかなり興奮気味だったりする。

自分の自己紹介にも書いているんだけど、もともとがネットワーク(コンピュータを使った人と人をつなぐ部分)に、ものすごく興味があって、結局こんな仕事をずっと続けてきてるんだけど、ま・さ・に、人をつなぐというそのまんまなんだよね。

問題は、人はいろんな切り口で違った顔を持っているわけで、少なくとも現在の社会でこのレベルで全方位的に自分の姿が一致している人って意外に少ないんじゃないかなぁなんて思う。

どうもインターネットは匿名発言や別人返信ができるから楽しいというあさましい人も多いようなので、このあたりをどうして行くのかが楽しみでもあったりして。

っつーか、ペルソナを剥ぎ取れるように社会が逆に変わっていくといいんだけどねぇ。とっても楽しみです。 (2004/03/11)